運動−原因ー

腰痛の原因は運動不足であることが多いです。年齢が上がるにつれ、腰痛を煩わす人が多くなります。これは、年齢が上がると運動不足な人が多くなるというデータと比例しています。運動不足は、肥満になり、筋力の低下をおこします。腹筋背筋がなくなり、足腰が弱くなる、体が硬くなる。これは腰痛の大きな原因になります。腹筋背筋、体の硬さは、腰痛に、あまり関係ないように感じられた人もいるかも知れません。 しかし、腹筋背筋などの筋力があると、どんな無茶な体勢で重い物を持っても筋肉が腰をガードしてくれる為、腰の負担が減ります。体の硬さも同じことが言えます。柔軟な体の方が、腰への負担が減ります。

運動不足がおこす腰痛の原因は、それだけではありません。運動不足が続くと筋力の低下以外にも脂肪がつき、太ってきます。これは体重が増加し、腰への負担が増えるということを意味しています。単純に、重い物を身に着けていたら、体の中心である腰が疲れるのは当然です。運動と、腰痛は密接な関係があると言えます。

運動不足がおこす原因は、さらにあります。それは姿勢の悪さです。「姿勢の悪さは、普段の姿勢の悪さであって、運動不足とは関係ないのでは?」と思われたかもしれません。ですが、腹筋、背筋が足りないので上半身を支えきれず姿勢が悪くなってしまうということもありえます。実際に普段の姿勢を写真に撮って見てみてください。自分がどれくらい姿勢が悪いかがわかります。良い姿勢は、壁に背中とお尻をピッタリとつけ、そのまま歩くのが良い姿勢と言われています。腹筋、背筋が足りないの考えられるのは、腰痛になってしまって、コルセットをつけた時にも、同じことが言えます。コルセットの効果として、腹筋、背筋を強化するという役割がある為です。腹筋、背筋が足りないと考えられるのはこれが原因です。

腰痛の原因として、ダンス、バレエなどの運動をしているということも原因の1つです。ダンスは無理な振り付けからくる腰への負担や、バレエはトゥシューズが原因で腰痛になる可能性があります。この用に、趣味からくる腰痛は、腰痛を我慢するか、趣味を辞めるかの究極の選択になってしまいます。

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