精神−原因ー

腰痛の原因は意外な所にもあります。それは精神。悩み・ストレス・イライラなどの心の問題です。心の問題で腰痛になるのか疑問でしょうが、腰痛になります。

例としては、腰痛の心配をしながら重い物を運ぶときと、ただ重い物を運ぶときの違いです。単純に考えれば、ただ重い物を運ぶ方が腰痛になりやすいと考えるはずです。それは、知識がない・腰痛を気にしていないなど、複線として考えられるからですね。ですが、腰痛になりやすいのは、腰痛の心配をしながら重い物を運ぶ方が腰痛になりやすいです。理由は、心配しすぎだからです。腰痛をいたわりすぎてしまうのです。少し屁理屈かもしれません。ですが、心配というキーワードから、ストレス・悩みなどを生み、いたわりすぎて運動不足を起こします。そして「運動」でも書かせていただいている筋力の低下という最悪のパターンに入ってしまうのです。ある意味、腰痛になるまでは知識がない方がいいのかも知れません。

私は恥ずかしながら、腰をかばい過ぎて腰痛を悪化させたことがあります。腰痛になると、電車でも「無理をして立っていると腰が悪くなるかな?」と思ってすぐに座ってしまう。日課だった筋トレ・マラソンもやらなくなってしまう。ということがありました。これが原因と断定はできないのですが、腰をかばうにつれ、腰が痛くなる頻度が増すばかりでした。何かの記事で「腰をかばい過ぎに注意」という文句に誘われて、筋トレ・マラソンを再度初めたら、腰痛が和らぎました。

ただ、精神が原因の場合の腰痛はタチが悪いです。まず医者に言った所で治りません。それは、腰痛を治す医者ではなく、精神・メンタルを治す医者に行かなければならないからです。腰痛の場所が移動するなど不思議な現象があったりします。ストレスが原因の病気は沢山あります。腰痛もその一種です。

ストレスが腰痛をおこす原因は他にもあります。ストレスは、血管の収縮に影響を起こす場合が多いです。血管が収縮してしまうと、血液の流れが悪くなり痛みだす場合があります。その場所が腰であったら、腰が痛くなります。これも腰痛の原因になります。

このように考えていくと、腰痛の中で一番厄介なのはストレスであることが分かります。この腰痛は発展して、うつ病、精神疾患など別の症状に発展する場合が多いです。

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