腰の負担−原因ー

腰痛の原因についてです。まずは、原因の中でも一番多い「腰の負担」です。

腰は消耗品です。長年、腰に負担をかけ続けると、年齢とともに腰が弱ってきて、腰痛になってしまいます。さらに、「腰痛ぐらいで医者など・・・」「ちょっと痛いぐらいだから我慢」というもは、ダメです。放置していると、腰はクセになりやすいので、治りが遅い。または治らないなど、状況は最悪になります。

■重い荷物
これはわかりやすい例です。原因は、重い荷物を持つことが多い。運送会社、重い物を取り扱っているショップ、パチンコ屋なんかも、重い荷物です。これは、置いてある物を、そのまま持ち上げると、負担が全部腰にきてしまうので、いつか腰が耐え切れず、腰痛になってしまうということです。対策としては、膝を曲げ、膝で荷物を持つこと。腰を完全に落とし、体全部で持つ。ということが対策になります。とにかく、無理な体勢で物を運ばない。体の重心を、荷物と合わせることが一番の重要ポイントです。

■座ったまま
座ったままでも、腰痛になります。タクシードライバー、会社の事務など、座ったままの仕事をしている人は注意です。座ったままでは、腰に負担がかからないのでは?と思ってしまいがちですが、その考えは間違いです。飛行機、車、電車など長距離移動するとき、座ったままで腰が痛くなった経験はありませんか?姿勢が悪かったから痛くなった。寝ていたからわからない。と、思うことは色々あると思いますが、座っていても負担がかかります。理由は、お尻の上が腰だからです。背骨の下の方には、負担がかかっています。これは姿勢の問題ではなく、人間の構造上、そうなってしますのです。対策としては、休憩を挟む。ストレッチをしたりする。簡単なことですが、とても重要なことです。

■立ったまま
座ったままというのも悪いですが、立ったままというのも悪いです。工場のライン、ホテルマン、ドアマンなど立ったままの仕事をしている人は注意です。立ったままというのは、足だけに負担がきそうですが、実は腰にも負担がかかるのです。これは、筋肉の疲労から始まり、椎間板にまで疲労が伝わってしまう。ということが言われています。立ったままというのも、対策は座ったままと一緒ですが、ストレッチや筋肉を休めることが重要です。

何かを長時間行うことは、腰にすごく悪いです。適度な休憩を挟んだり、して解消しましょう。それと、やはり、姿勢も大事です。正しい姿勢というのは、疲れが溜まりにくく、眠くならないと言われています。変な姿勢をしていると、本来負担がかからない場所に負担がかかり、体の中心である腰が負担を受け止めるということもあるので、姿勢は重要です。あとは、睡眠の時の枕でも腰痛を煩わせてします人もいるようです。枕が自分に合っていないと、腰に負担がかかります。自分に合った枕をつかうことをお勧めします。

基礎知識